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試合日程・結果

2022年春季リーグ戦

2022年4月10日(日)13:30 〜 @

日本女子体育大学3-1順天堂大学

VS順天堂大学

23-25

25-20

25-19

25-22

1セット目

初戦による緊張感を持ちながら、新しいユニフォームに身を包んだ日女体の戦いが始まった。1点目はセッター稲田のサーブからスタートした。初ラリーから日女体伝統の粘りのレシーブが光るも相手の高さのあるスパイクで得点を許す。しかし加藤が持ち前のパワーで相手ブロックを弾き飛ばし得点する。そしてセッター稲田のトスからミドル塩崎の速攻で強烈なスパイクが得点となり3-2と出だしは好調。両チームとも粘りのレシーブと持ち前の攻撃力で得点を重ね11-9と接戦となる序盤。佐藤、柴山が連続でブロックポイントを取り14-11と前に出る。しかし相手の高さある攻撃力に翻弄され連続失点を許し15-16とリードされる展開に。ここでピンチサーバー木内が相手のレセプションを崩し、その隙にキャプテン佐藤が得意のブロードで2点を取り返し17-16と追いつく。熱戦の末、相手の軟打と強打をうまく使い分けた攻撃に得点を許し23-25で第1セットを落とす。


2セット目

もう一度、自分たちのすべきバレーを再確認しむかえた2セット目。

柴山のスパイクポイントと塩崎のサービスエースで2-0。序盤からとって取られての激しいラリーが続く。塩崎の渾身のブロックで9-7とリードするも、相手にサービスエースを取られミスが出てしまい4連続失点を許して9-11とリードを許してしまう。しかし、粘りのレシーブでボールを繋ぎ、ラストボールは、長年コートを牽引してきた両ミドル佐藤、塩崎にボールを集め、皆の気持ちに応えるかのように得点に結びつける。続くようにレフト加藤がスパイクで得点を捥ぎ取り、17-16とリードを奪い返す。終盤戦は3年生リベロ高橋の渾身のファインレシーブから4年生レギュラーの4人がスパイクで躍動し6連続得点で24-19。試合のムードを完全に引き寄せ最後は25-20で2セット目を取り返した。


3セット目

ここで1年生坂口をスタメン起用し、高いブロックを欺くように坂口がブロックアウトで1点目をとる。序盤から2セット目の集中力と流れを離さない日女体は相手の高さのあるスパイクやブロックにも動じない粘りのディフェンス力を魅せると、改革と練習を積み重ねてきたサーブとブロックでも得点を重ね9-3と出だしは絶好調。中盤には1年生ピンチレシーバー佐伯が入り、日女体のコートを徹底的に守る。勢い止まらぬ日女体は21-11と大幅リードしセット終盤に足をのせる。しかし、相手のメンバーチェンジによりスパイク失点を連続してしまい、21-17まで追いつめられる。すぐに安定したディフェンスを基に立て直し、最後は塩崎がブロック得点で相手エースをシャットアウト。25-19で第3セットを取る。


4セット目

3セット目終盤の焦りをもう一度立て直し、一つ一つのプレイを全員が丁寧に運ぶよう意思を統一し、チームの気持ちは一つに固まってスタートした4セット目。

1点目からミドル佐藤、塩崎が得意プレイを発揮し確実に得点し2-0。サーブの狙いとブロックマークを再び徹底させ、ライト坂口がサービスエースを取り4-2。セッター稲田がトスフェイントで攻撃の幅を見せるなど、攻撃の多彩性を発揮した。ここで、相手の攻撃力の高さとテクニックに翻弄され5連続失点を許し8-10とリードを許してしまいすかさずタイムアウト。しかしここで負けるわけにはいかないと気持ちを引き締めなおし、4か月間意識して取り組んできた雰囲気づくりを全員でもう一度作り直した。負けじとチーム全員で食らいつく気持ちで13-13と同点に並ぶ。この場面でセッター稲田が託したのは、高さと速さが持ち味の両ミドル、佐藤と塩崎だった。佐藤、塩崎が奮闘しブロックを引き付けたところでレフト加藤、柴山が確実に得点を取る。更にディフェンスの強化のため木内と佐伯を投入し、ディフェンスを徹底的に固めた日女体は3セット目の勢いを取り戻し、再度アウトを確実にとった末に連続得点を重ねていく。22-18とリードを守ったまま終盤に差し掛かった4セット目、1点1点に全員で必死に食らいつき最後は1年生ライト坂口がブロックで得点を決め25-22と日女体に軍配が上がった。


セットカウント3-1で勝利しましたが、初戦ながら、力を発揮できた部分もあれば課題の残る試合でもありました。来週の青学戦、筑波戦に向けて、今日出た課題と向き合い、更にレベルアップして試合に挑みたいと思います。

ご声援の程、宜しくお願い致します。