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試合日程・結果

2022年春季リーグ戦

2022年4月23日(土)15:00 〜 @

日本女子体育大学1-3東京女子体育大学

25-27

17-25

28-26

23-25

1セット目

緊張感漂う雰囲気の中、今日の戦いが始まった。

練習の甲斐あって、相手の攻撃に対しブロックがよく付けており序盤からブロックで得点を取り4-2とリード。相手は日女体のブロックをものともしないかのように、高い打点から、重たい打力とコースだけでなく長さを器用に打ち分ける手強い相手だった。相手の攻撃力に圧倒され5連続得点を奪われ5-8とリードを許す展開に。しかし先週とは一味違う日女体。簡単にへこたれず、全員が勝負の気持ちを強く持っている。相手のサーブミスで得点をもらい、柴山がサーブで崩し佐藤がブロックで相手ミドルを仕留め12-12と同点に追いつく。そして相手のミスを誘って13点目を先取し、給水タイムアウトへ。その後もディフェンスで食らいつき強気なスパイクで得点し相手にブレイクを取らせない。さらにメンバーチェンジでディフェンスを強化しセットは接戦のまま終盤戦へもつれ込む。佐藤のブロックで相手をシャットアウトし25-24と大手をかける。すかさず相手のタイムアウト。しかし、高い打点とクロス方向の強烈なスパイクで得点を許し25-25。

それでも日女体のディフェンスは粘りを魅せてボールを繋ぎ両者譲らぬ長いラリー。テンポアップした攻撃で仕掛けるも決定打にならず、25-27で1セット目を落とす。


2セット目

レセプションスタートで始まった2セット目。1点目はライト浮ヶ谷がスパイクで得点。すぐにサービスエースとブロック得点を許してしまい1-3。フロント3枚のローテで、スロットを幅広く使い、柴山が中に切り込んでスパイクで得点。そして佐藤がブロックで得点を取り返し3-3と振り出しに戻す。こぼれ球にもしっかりと反応していく。浮ヶ谷のワンハンドレシーブから加藤がツーアタックで得点を重ねて4連続得点。すかさず相手のタイムアウト。集中力を切らさない日女体はタイムアウト後に因縁相手レフトをシャットアウトし5連続得点で8-4とリード。リードを守りたいところだったが、ミスが出てしまい連続得点を奪われてしまい9-12と逆転を許す。ボールに食らいつき、攻撃力を発揮していくも、歯車が噛み合わさる前に相手に得点を許すようにペースを相手に握られる。

攻めに行ったスパイクはラインを割り中々得点にならず苦しい展開。

最後まで立て直すことが出来ず、17-25で2セット目を落とす。


3セット目

後がなくなった日女体。

ミスを出したら負ける。頭を使って気持ちを作って、全力のプレイで自分達のバレーで相手に挑む。

序盤から相手の攻撃力劣らぬスパイクとサーブで4連続得点を許す。しかし、最大限のジャンプで高さを出し、ブロックの位置取りを見直し、佐藤、加藤が 2点連続でブロック得点を取り、リベロ高橋が相手コースをしっかりと読んだディグから繋ぎ、加藤がスパイクで相手レシーブを弾き飛ばし5点連続得点をものにする。ゲームは意地の打ち合いと意地の拾い合いの連続。両者一歩も譲らぬ展開。日女体は波に乗るレフト加藤にボールを集め、気持ちに応えるように得点していく。中盤には、1セット目同様にメンバーチェンジでディフェンスを固める。

相手サーブの打力が強く、レセプションのネットオーバーが命取りになってくる。セッター稲田の賢明な判断で、スパイカーを自由に使う多彩なトスワークとキーマンになる浮ヶ谷の移動攻撃でブロックを交わし得点を重ね13-13。一本で決めようとせずラリーに持ち込んで粘り強く攻め込む。そして佐藤がブロックで得点し14-13で1点リード。続くように砂糖が得意のブロードでクロス方向にボールを叩き込み16-16。メンバーチェンジで入った坂口がディフェンスで実力を発揮、繋いだ一本を確実に得点にしていく。3連続得点を取り19-18と1点リード。粘り強くディフェンスで守り、加藤のインナーコースのスパイクで20-20。

ここで日女体のキーマン浮ヶ谷がライトからクロス方向にスパイクを叩き込み22-22。レフト柴山、インナーコースにスパイクを決め24-23。またしてもデュースにもつれ込んだ第3セット。フロント 2枚の不利なローテーション。しかしスロットを自由自在に使える日女体としては良きローテーション。

両者譲らぬシーソーゲームは、 2段トスをインナー方向に叩き込む浮ヶ谷のスパイクが決定打となり28-26で3セット目を取り返す。


4セット目

勢い逃さないまま、4セット目も連取する事が絶対な状況。

ブロックフォローも逃さず繋ぎ、リベロ高橋がディグで相手スパイクを捉えハイセットでサイドアタッカーが勝負に出る。サイドをアップテンポにしてブロックを割り、その隙を狙ったスパイクで相手を揺さぶり得点を重ねる。

相手ミドルが振られたところを塩崎が速攻で攻める。ようやく相手の打球への反応が良くなりディグの粘りがより一層強くなる。そしてフロント3枚のローテーションでキーマン浮ヶ谷がスパイクで得点し11-8。ここで相手の攻撃が勢いを増し3連続得点を許し、11-11と同点に追いつかれる。勢い止まらぬまま相手の攻撃に得点を許し12-14。日女体のスパイクが相手ブロックに阻まれ13-17。タイムアウトで立て直す。中盤、やはりキーマン浮ヶ谷が力を見せ、ブロック、スパイクで得点を重ね18-20。佐藤、加藤が躍動しスパイクで得点を重ね、相手を追い詰めるも、後一歩のところで力及ばず、23-25で4セット目を落とし、セットカウント1-3で敗戦となった。


ご声援いただきまして、ありがとうございます。今試合も悔しい結果となりましたが、下を向かず、へこたれず、『百折不撓〜這い昇がれ〜』のスローガンの下、何度負けようとも挑戦する気持ち、目標に対する強い勝負心や執着心を大切に、この悔しさを明日の試合の糧にしたいと思います。

明日の試合もご声援の程、宜しくお願い致します。