3
Apr
02:00 am
アーチェリー
2017年度関東学生アーチェリー男子リーグ戦 2部
4月2日(日)明治学院大レンジ
男子 第2戦
東洋大3710 - 586.5東海大(上位6名の合計 ※相手校の出場選手が2名だったため不戦勝)
個人成績
50m 30m TOTAL
1中野 316 346 662
2飯塚 291 335 626
3竹内 277 328 605
4松本 294 328 622
5坂本 284 313 597
6石田 256 315 571
7八須 279 319 598
8速水 233 315 548
個人記録を更新し、笑顔を見せる中野
先輩・中野超えを目指し、日々成長を遂げる飯塚
東海大とのリーグ戦は、相手校の出場選手が2名と規定を満たさなかったため、不戦勝での2勝目をあげた。だがチームはその状況に甘んじることなく、上位6名の合計点が3710点とチーム新記録を叩き出した。
先週の気候から一転し、陽気な日差しが差し込み、射場に桜が咲いていた。不戦勝が確定していたため、「勝ちをとりにいくのではなく、3700点を目指す」と中野主将(ラ4=磯辺)は試合開始前のミーティングで口にした。50mでは、体がほぐれていなかったのか、全体的に射形のズレが見られた。その中でも主将で大エースの中野に続く活躍をみせたのは松本(ラ2=本庄東)。50m合計で300点近い高得点を出し、30mでも安定した射で得点を重ね、個人記録を更新。「(自己新記録を出せたのは)応援してくれる人たちが声を枯らしてでも声援を送ってくれたから」とチームメイトへの感謝は忘れない。勢いを増している松本が、"次期エース候補"の飯塚(ラ2=浦和西)に待ったをかけた。
その飯塚は、チーム2番目の合計得点だったものの、「(高得点を)狙いすぎてしまい、気持ちの面でぶれてしまった」と反省点を挙げた。また、「目標にしている中野先輩超えはまだまだだと思った」とエースの壁の高さを再認識し、苦笑いを浮かべた。
今週から学校が始まり、新歓シーズンを迎えるため、練習時間を十分に得られない。その上、次戦は互角の戦力である神大。目標としている"リーグ戦1位通過で入れ替え戦に進み、一部昇格"を目指すには、勝ちを落とせない重要な一戦だ。中野は「しっかり準備をしたい」と意気込む。着実に実力をつけている男子チームから目が離せない。
■コメント
・中野(法4=磯辺)
(試合を振り返って)相手が2人しかいなったので、不戦勝だった。しかし、相手関係なく3700点を目指そうとチームで話していた。結果的に、目標達成出来て良かった。(良かったところ)昨日の練習から調整がしっかりできた。コンディションが整っていた。後ろ(の控え選手たち)がしっかり盛り上げてくれたおかげである。(悪かったところ)最後のエンドで欲が出てしまった。点数を意識して気持ちがふわふわした。射形をもう一度見直して、緊張していても点数が出せることが今の課題。(来週の試合に向けて)互角の戦いになってくるので、この一週間授業が始まるが、しっかり準備をしたい。
・飯塚(ラ2=浦和西)
(試合を振り返って)始まる前から勝ちが決まっていたので、自分の記録を伸ばすことを目指していた。ところどころミスが出てしまった。目標としていた中野先輩超えはまだまだだと思った。(良かったところは)1本1本全て同じように撃とう、という意識を貫けたこと。(悪かったところは)気持ちの面が少しぶれたり、狙いすぎることが悪い癖に出た。(来週に向けて)神大は同じような戦力なので、1本1本気を緩めず勝ちを狙っていきたい。
・松本(ラ2=本庄東)
自己新記録を出せたのは、応援してくれる人たちが声を枯らしながらも声援を送ってくれたおかげだと思っている。
TEXT/PHOTO=星川莉那